乳酸菌革命でカンジダは改善する?効果なし?

おりものが増えたり強いかゆみを感じるのがカンジダの症状。

つついひっかいてしまうと、引っかき傷ができてしまい、
そこからさらに症状が広がったり悪化することもあるので、
痒くてもできるだけ我慢をしなければいけません。

症状がいっこうに収まらなかったり、何度も繰り返すような場合には、
キチンと病院で診察をしてもらい、薬を処方してもらったほうが良いものの、
乳酸菌革命でカンジダは改善する?という話もちらほら見かけます。

もちろん、乳酸菌革命はカンジダを治す薬でも何でもないので、
乳酸菌革命を飲んだからと言って必ずカンジダが完治するわけではありません。

ただ、乳酸菌革命を飲み続けることによって徐々にカンジダの症状が治まっていき、
結果的にカンジダが再発しにくい状態にしていける可能性は十分にあります。

カンジダの原因は雑菌の異常繁殖


カンジダとは、カンジダ菌という真菌(カビの仲間)が
外陰部で異常に増殖することで起こる症状です。

  • 膣・外陰部の痒み
  • 白いヨーグルト状のおりもの
  • 性交時痛
  • 外陰部・膣の灼熱感・痛み


といった症状を伴うことがありますが、
カンジダのような雑菌は、私たちの体に常に存在をしています。

肌には肌の常在菌(表皮ブドウ球菌など)が存在していますし、
腸には腸内細菌(乳酸菌)などが生息しています。

けれども何らかの原因で体の免疫力が低下してしまったり、
抗生物質を長く使用した時など、雑菌の繁殖バランスが崩れてしまい、
特定の菌が異常繁殖を起こすことがあります。


風邪が長引いていたりアトピーなどで抗生物質を使っているといった
心当たりは特にないのにカンジダの異常繁殖による不快な症状が見られる場合、
身体の免疫力が低下している可能性が高いと言えるでしょう。



免疫力を高めるには腸内環境改善が重要

免疫力アップすることでカンジダの症状改善につながるわけですが、
具体的に免疫力を高めるには何をしなければいけないのかというと腸内環境改善です。

私たちの体には免疫機能を司る免疫器官というのがありますが、
免疫器官のおよそ7割が腸に集中していると言われています。

私たちが生きていくためには、腸がそれだけ重要な器官だと言えますし、
腸の働きと免疫には強い相関関係があるとも言えます。

腸の働きが鈍くなればなるほど免疫の働きも鈍くなります。

つまり、弱った腸をサポートするために、免疫力が腸に多く注がれるため、
身体のその他の部位の免疫力が低下してしまいます。

逆に、腸の働きが活発になればなるほど、
腸に対して免疫力を集中させる必要がなくなるので、
全身を免疫で守ることができ、
の異常繁殖が起きるようなこともなくなります。


腸が活発に活動できるかどうかは、
腸内環境が健全かどうか?に大きく左右されます。

腸内環境改善を整えることで、腸も元気になり、
免疫力を正常化させることができます。


腸内環境改善するには善玉菌の総量アップ

腸内環境改善するには何をしなければいけないのかというと、
腸内細菌のバランスを正常化させることです。

私たちの腸内には大きく分けると善玉菌と悪玉菌という
2種類の菌が生息しています。

本来ならば善玉菌と悪玉菌の割合は「2:1」くらいなのに対して、
善玉菌の割合が減り、悪玉菌の割合が増えてしまうと、
腸の働きが乱れて弱ってしまいます。

腸の働きが弱ると、腸を助けるために免疫力が腸に奪われてしまい、
全身の免疫力が下がってしまうという話はすでにしましたよね。

善玉菌を増やすことが腸内環境改善では必須であり、
しいては免疫力改善につながるわけです。

善玉菌にも、いくつかの種類がありますが、
実は99%近くが乳酸菌で占められています。

乳酸菌と言えば、私たちが普段口にしている身近な食品にも、
数多く含まれている菌です。


乳酸菌革命なら1粒でなんと
ヨーグルト4個分に相当する乳酸菌が含まれているので、
効率よく腸内に乳酸菌を補うことができます。